「絶望の中にいた私が、自分を受け入れるようになるまで」
管理栄養士という、食のプロとして働いていた私。
そんな私が「橋本病」と診断されたとき、真っ先に感じたのは、身体の重さ以上に深い「絶望」でした。
「食べ物で人を健康にするプロなのに、自分自身の体さえ管理できないなんて……」
起き上がれないほどの倦怠感、思うように動かない体。 自分を責め、管理栄養士としてのプライドも自信も、音を立てて崩れていきました。 無理に笑おうとするほど、心と体の不協和音は大きくなるばかり。
そんな暗闇の中で出会ったのが、「手相」でした。ある日、自分の手のひらを見つめたとき、そこには嘘をつけない「私の真実」が刻まれていました。 「もう、限界まで頑張っているよ」 そう訴えかけるような線の乱れを見た瞬間、張り詰めていた糸が切れ、涙が溢れて止まりませんでした。
「正しく食べなきゃ」という知識の鎧を脱ぎ捨てて、 食事を「自分を律するための道具」から、「自分を慈しむための愛」へ。
一歩ずつ、自分を許し、身体に優しい音を重ねていくことで、 私の世界はようやく、穏やかに響き始めました。
かつての私のように、一人で自分を責め続けているあなたへ。
あなたはもう、十分に頑張ってきました。 今度は、私があなたの隣で、その重い荷物を下ろすお手伝いをさせてください。